【6月8日 AFP】米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで7日、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官が勝利を宣言したが、対立候補のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は敗北を認めず、「戦い続ける」と宣言した。

 サンダース氏はカリフォルニア(California)州での集会で支持者を前に「来週火曜、ワシントンD.C.(Washington D.C.)で行われる最後の予備選へ向けて、われわれは戦い続ける」とし、さらに、共和党の指名を確実にしているドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と戦う民主党公認候補を最終決定する民主党の全国大会の開催地を挙げ「われわれの社会的、経済的、人種的、環境的正義のための戦いをフィラデルフィア(Philadelphia)へ向けて続ける」と述べた。

 7日は、6州で民主党、共和党両党の予備選や党員集会が行われ、今回の予備選の最後のヤマ場で、この日の結果を受けてクリントン氏は指名に必要な過半数の代議員を確保している。(c)AFP