【6月4日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2016)は3日、混合ダブルスの決勝が行われ、リーンダー・パエス(Leander Paes、インド)/マルチナ・ヒンギス(Martina Hingis、スイス)組は4-6、6-4、10-8で第2シードのイワン・ドディグ(Ivan Dodig、クロアチア)/サニア・ミルザ(Sania Mirza、インド)組を破り、生涯グランドスラムを達成した。

 42歳のパエスと35歳のヒンギスのコンビは、2015年に全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)のタイトルを獲得していた。

 パエス個人としては、グランドスラムで自身10個目となる混合ダブルスのタイトルを獲得。男子ダブルスでも通算8勝を挙げている。一方、ヒンギスは今回が5度目の混合ダブルス制覇となっており、女子ダブルスではこれまでに通算12勝を記録している。

 ヒンギスが混合ダブルスのタイトルを初めて獲得したのは2006年の全豪オープンで、当時のパートナーはマヘシュ・ブパシ(Mahesh Bhupathi、インド)だった。

 ヒンギスはまた、ミルザとの女子ダブルスで四大大会(グランドスラム)の過去3大会を制していたが、今大会は3回戦敗退に終わっている。(c)AFP