【5月19日 AFP】(更新)エジプト航空(EgyptAir)は18日、乗客乗員69人を乗せたフランス・パリ(Paris)発エジプト・カイロ(Cairo)行きの航空機が消息を絶ったと発表した。エジプト軍がギリシャ当局と協力して、地中海(Mediterranean)で捜索活動を開始している。

 エジプト航空がツイッター(Twitter)の公式アカウントで発表したところによると、パリを現地時間午後11時9分(日本時間19日午前6時9分)に出発し、カイロに向かっていたMS804便の機影がレーダーから消えたという。

 機影が消えたのはエアバス(Airbus)A320-232型機で、エジプトの空域に入った直後のカイロ時間19日午前2時45分(日本時間午前9時45分)ごろ、高度3万7000フィート(約1万1000メートル)を飛行中に行方が分からなくなったという。

 同機には乗客59人、乗員10人が搭乗していた。エジプト航空によると乗客の国籍は、エジプト人30人、フランス人15人、イラク人2人の他、英国、カナダ、アルジェリア、ベルギー、チャド、クウェート、ポルトガル、サウジアラビア、スーダンがそれぞれ1人となっている。(c)AFP