【5月18日 AFP】女子テニス選手のカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)とベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)が、故障のため全仏オープン(French Open 2016)を欠場する。17日、女子テニス協会(WTA)と大会主催者が、それぞれ発表した。

 元世界ランク1位のボズニアツキは、2009年と2014年の全米オープン(US Open Tennis Championships)で決勝に進出した実績の持ち主だが、現在は同34位まで後退し、直近ではマイアミ・オープン(Miami Open 2016)の3回戦で敗れたのを最後に、2か月近くツアーを離れている。

 練習中に足を痛めたというボズニアツキは、前哨戦のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2016)とイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2016)も欠場しており、WTAがツイッター(Twitter)上で「右足首のけがにより、全仏オープンを欠場する」と発表した。

 世界ランク8位で19歳のベンチッチは、先月のボルボ・カーズ・オープン(Volvo Car Open)で初戦敗退を喫して以降、腰部の不調でプレーから遠ざかっていた。

 上位シードだったベンチッチの代役は、世界ランク115位のローレン・デイヴィス(Lauren Davis、米国)に決まった。全仏オープンの本戦は、22日に開幕する。(c)AFP