【5月7日 AFP】ファンが待ち望んでいたアクションホラー映画「プレデター（Predator）」シリーズの最新作が今年10月までにクランクインを予定していることが分かった。シェーン・ブラック（Shane Black）監督が6日、明らかにした。「一大旋風を巻き起こす」映画になるという。

　2018年3月に20世紀フォックス（20th Century Fox）によって配給・公開が予定されている「プレデター」最新作は秘密のベールに包まれてきたが、ブラック監督によれば、作品の規模は前3作をはるかにしのぐという。

　ブラック監督は「確かに制作に向けてすでに動き出している。このシリーズは、5000万～6000万ドル（約54億～64億円）という予算規模で制作されるので容易ではないが、利益はいつも保証されてきた」「大作になるという感覚はなくて『プレデターの続編ができるんだな』という程度に思っていた。どうなるかは今に分かるよ」と述べた。

　1作目の『シュワルツェネッガー／プレデター（Predator）』は、中米に派遣された米軍の特殊部隊が、彼らを捕食する地球外生命体プレデターと遭遇（そうぐう）するストーリー。1987年の公開当初は批評家らの間で評価が低かったものの、カルト的な大ヒットとなり、SFホラー映画の名作ランキングで上位に挙げられることも多い。続編の興行収入は1作目ほどではなかったが、新作には世界中から注目が集まっていた。

　1作目に主演した俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー（Arnold Schwarzenegger）が「アラン・"ダッチ"・シェイファー少佐（Major Alan "Dutch" Schaefer）」役で再登場する可能性については「検討中」だとブラック監督は述べた。(c)AFP