【5月1日 AFP】15-16ドイツ・ブンデスリーガ1部は30日、第32節の試合が行われ、2位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、香川真司(Shinji Kagawa)の活躍などで5-1とVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に快勝した。首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、ホームで行われたボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)戦で1-1と引き分け、史上初のリーグ4連覇決定はお預けとなった。

 ホームにボルフスブルクを迎えたドルトムントは、前半7分、ヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)の強烈なボレーに反応した香川が、これを蹴り込んで先制ゴールを決めると、直後には香川がアドリアン・ラモス(Adrian Ramos)のチーム2点目をアシストした。

 後半14分、マルコ・ロイス(Marco Reus)が追加点を挙げたドルトムントは、同24分にピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)を投入。

 後半32分、ムヒタリアンのクロスにオーバメヤンが頭で合わせてチーム4点目を挙げると、そのわずか1分後、再び左からのクロスで、オーバメヤンがヘディングを決めた。ガボン代表のオーバメヤンは、今季リーグ戦で25得点目を記録し、得点王のロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)に続いている。

 終盤にアンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)が1点を返したボルフスブルクだが、ここから4点差を埋めることはできず、敵地で完敗を喫した。

 バイエルンは、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)のヘディングで先制したものの、アンドレ・ハーン(Andre Hahn)の力強いシュートで同点とされ、連覇決定には、最低でもあと1週間待たなければならない。(c)AFP/Ryland JAMES