【4月22日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2016)は21日、シングルス3回戦が行われ、大会第2シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-3、7-5で第13シードのジェレミー・シャーディ(Jeremy Chardy、フランス)を下し、準々決勝に駒を進めた。

 バルセロナ(Barcelona)で2連覇中の錦織は、第2セットのサービングフォーザマッチでまさかのブレークを許したものの、ここから立て直して、ストレート勝利を収めた。

 錦織は大会での連勝を12試合に伸ばし、次戦では、友人でもある第11シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ)と対戦する。

 錦織は試合後、「スケジュールに変更があったので、前回よりも早く調整しなければならない」と明かすと、「今日の感覚は良かったですが、昨日よりはいくらかスローでした」と続けた。

 次戦については、「アレックス(ドルゴポロフ)とはよく一緒に練習しますし、良い友人なので、その友人と対戦するのは簡単ではありません。でも、良い試合になると思います」と語っている。

 同日の試合では、第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)も6-2、6-2のストレートで同胞のアルベルト・モンタネス(Albert Montanes)を退け、順当に8強入りを決めている。(c)AFP