【4月19日 AFP】(更新)パキスタン北西部ペシャワル(Peshawar)近郊の街、マルダン(Mardan)で19日、税務署を狙った自爆攻撃があり、少なくとも1人が死亡、17人が負傷した。現地警察によると、うち2人は重体だという。

 マルダンはカイバル・パクトゥンクワ(Khyber Pakhtunkhwa)州の州都ペシャワルから北東約50キロに位置している。

 マルダンの警察署長によると、自爆犯は徒歩で税務署へ到着し発砲した後に、税務署の門口で自爆ベストを爆破させた。使用された爆薬は8~10キロ分とみられている。

 これまで犯行声明は出ていないが「パキスタンのタリバン運動(TTP)」やその他のイスラム武装勢力は何度も軍事施設や行政関連の庁舎を標的としている。(c)AFP