【5月2日 AFP】南極大陸西部にある南極半島(Antarctic Peninsula)を巡るクルーズでは、氷河に覆われた壮大な自然を堪能できる。

 南極の観光産業は、1950年代後半にチリとアルゼンチンが海軍の輸送船に有料で500人以上の観光客を乗せ、温泉で知られるサウスシェトランド諸島(South Shetland Islands)に向かったのが始まりとされる。その後、米国の実業家・探検家のラース・エリック・リンドブラッド(Lars-Eric Lindblad)氏が1966年に世界で初めての南極「探検クルーズ」を開始した。地理的な遠さや極端な気候、手つかずの自然などが、南極観光の大きな魅力となっている。(c)AFP