【4月16日 AFP】16F1第3戦中国GP(Chinese Grand Prix 2016)は16日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)が今季初のポールポジションを獲得した。

 今季2連勝を飾っているロズベルグに続いて、レッドブル(Red Bull)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が2番手となり、復調を見せるフェラーリ(Ferrari)勢のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)、セバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が3番手、4番手に並んだ。

 メルセデスAMGの世界王者、ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、メカニカルな問題に見舞われて最後尾からのスタートとなっている。

 ライコネンは、2008年以来となるポールポジション獲得を目前としていたが、ヘアピンでのミスが響き、今季ここまでの2戦でハミルトンにその座を譲っていたロズベルグが歓喜の声を上げた。

 ロズベルグは今GP制覇の本命となっており、通算17勝目を挙げれば史上4人目となる6連勝を飾ることになる。

 予選後にロズベルグは、「プレッシャーがかかっていた。キミは良いラップを刻んでいたから、僕もしっかりとタイムを記録しなければならなかったし、それができた。キミとの差はごくわずかだ。フェラーリ、そしてレッドブルについても警戒している」と語った。

 5番手以降にはウィリアムズ(Williams)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)、レッドブルのダニール・クビアト(Daniil Kvyat)、フォースインディア(Force India)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)、トロ・ロッソ(Toro Rosso)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が続いている。(c)AFP