【4月9日 AFP】新政権が発足したミャンマーで8日、国家顧問に就任したアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏が約束した政治犯釈放の第一弾として、投獄されていた学生69人が釈放された。

 ミャンマー中部タラワディ(Tharrawaddy)の裁判所は、昨年3月に行われた教育政策をめぐるデモで警官隊と衝突し身柄を拘束されていた学生活動家らに対し、訴追手続きを中止し釈放すると宣言。法廷は歓喜に包まれた。今後、さらに数十人が釈放される見通しだ。

 ミャンマーでは半世紀に及んだ軍政の抑圧的な体制の下で多くの活動家が拘束され、現在も政治犯として公判を待っている。スー・チー氏や与党・国民民主連盟(NLD)の国会議員らも、かつて軍政下で民主化活動を理由に政治犯として拘束された経験をもつ。

 スー・チー氏は7日、新政権の優先課題として、こうした活動家らを釈放する方針を表明していた。(c)AFP/Hla-Hla HTAY