【4月8日 AFP】キューバのフィデル・カストロ(Fidel Castro)前国家評議会議長(89)が7日、9か月ぶりに公の場に姿を見せ、子どもたちと歓談したほか、3月のバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の歴史的なキューバ訪問を批判した。

 国営テレビは、椅子に座ったフィデル氏が子どもたちと、キューバ革命指導者の同志で実弟のラウル・カストロ(Raul Castro)国家評議会議長の妻である故ビルマ・ エスピン(Vilma Espin)氏について語り合う様子を放映した。

 キューバ共産党は今月16日に開く党大会で、今後5年間の政治経済政策を決定する予定。これに先立ち、久々に公の場に現れたフィデル氏は、誰もが無料で学校に通えるキューバの教育制度を称賛した。(c)AFP