【3月31日 AFP】(写真追加)インド東部、西ベンガル(West Bengal)州の州都コルカタ(Kolkata)で建設中の高架道路が崩落した事故で31日、当局者によると、少なくとも14人が死亡、70人が負傷した。

 災害管理当局の広報担当者はAFPの取材に対し、死者数を確認した上で、「いまだに多数ががれきの下敷きになっており、救助活動が続けられている」と述べた。

 先だってこの広報担当者は、「がれきの下敷きになっていた62人が病院に搬送された。なかには重傷者もいる」と語り、何人が依然として下敷きになっているかは不明で、「歩行者だけでなく車両も下敷きになっている」と述べていた。

 現地のメディアなどによると、現場では、警察官や救助隊、通行人らがコンクリートや金属のがれきを素手で持ち上げて、下敷きになった人々の救助活動を行っている。

 また西ベンガル州政府与党のトリナムール会議派(Trinamool Congress)の広報担当者、デレク・オブライエン(Derek O'Brien)議員はツイッター(Twitter)に「死者多数の恐れ」と投稿した。(c)AFP