【3月26日 AFP】イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙は25日、同国のラグビー選手から11種類の異なる禁止薬物の陽性反応が出たことを報じ、これを「ドーピング記録!」と伝えた。

 イタリア・セリエB(3部)のアマトリ・カターニア(Amatori Catania)に所属するダビデ・ヴァスタ(Davide Vasta)選手は、抜き打ち検査で禁止薬物が検出され、現在は暫定出場停止処分を受けている。

 ヴァスタ選手から陽性反応が出た薬物は、テストステロン(testosterone)やナンドロロン(nandrolone)といった筋肉増強剤がほとんどとされているが、男性の豊胸を促す「乳腺のサイズ変更」を目的とした薬物も使用していたという。(c)AFP