【3月25日 AFP】米コーヒーチェーン大手のスターバックス(Starbucks)は、米国内の店舗で売れ残ったサンドイッチ、サラダなど調理済み食品を今後は廃棄処分せず、生活に困窮している人々に寄付すると発表した。

 23日の株主総会で明らかにしたところによると、スターバックスは全米で活動する食料援助ネットワーク「フィーディング・アメリカ(Feeding America)」に参加し、全米7600店舗で今後5年間、毎日閉店後に売れ残った調理済み食品のうちまだ食べられるものを、困窮する人々のために寄付する。

「『スターバックス・フードシェア(Starbucks FoodShare)』は、初めの1年だけで500万食近くを栄養価の高い食事を必要としている個人や世帯に届けることが可能だ」と同社は説明。2021年までに年間5000万食を寄付できると見込んでいる。(c)AFP