【3月17日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2016)は16日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第3シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は3-6、7-5、6-7で第15シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)に敗れ、大会から姿を消した。

 3回戦では、一度しかブレークを許さない戦いぶりを見せたワウリンカだが、この日は、両選手合わせて13回のブレークが記録される2時間25分の激戦の中、サービスを7度破られた。

 世界ランク4位のワウリンカは、5度のダブルフォールトに加え、セカンドサーブでのポイント獲得率が43%にとどまるなど苦戦し、「試合の中で2回盛り返したけど、再び追いつかれた。全体的に相手が勝っていた」と振り返っている。

 四大大会(グランドスラム)に次ぐ主要大会で8強入りしたゴフィンは、次戦で第10シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と対戦する。チリッチは同日、こちらも7-5、5-7、6-2のフルセットで第8シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)を破り、準々決勝に駒を進めている。

 他の上位シードでは、第6シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)が4-6、6-7でビッグサーバーのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)に敗れている。(c)AFP