【3月13日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは12日、第30節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はノリッジ・シティ(Norwich City)と0-0で引き分け、首位レスター・シティ(Leicester City)との勝ち点差は9となり、優勝争いから後退した。

 シティはこの試合に勝利すれば、アーセナル(Arsenal)を抜いて3位に浮上できたが、その代わりに5位ウェストハム(West Ham)に勝ち点2差、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に同4差をつけた。

 シティは前線にセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)とウィルフリード・ボニー(Wilfried Bony)を配置したが、この試合で最大の決定機を作ったのはノリッジだった。前半終了間際、チェルシー(Chelsea)から期限付き移籍中のパトリック・バムフォード(Patrick Bamford)が約22メートルの距離からゴールを狙ったが、シュートはバーに嫌われた。

 シティのマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督は試合後、「われわれは落胆している」と語った。

「ボールがないところでも積極的にプレーするなど、正しい姿勢で試合に臨めていたが、スペースを作ることができなかった。ゴール前でチャンスを作らなければならなかったが、前線がほとんど動かなかった」

「勝ち点を落とすのはいつだって厳しい。しかし、前向きに考えなくてはならない。数字上で可能性がある限り、われわれはタイトル獲得を目指さなければならない」

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