【3月9日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は8日、決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)は1-0でKAAヘント(KAA Gent)を下し、2戦合計スコア4-2でクラブ史上初となる8強入りを果たした。

 敵地での第1戦を3-2で制していたボルフスブルクは、最低でも2点が必要なヘントに対して後半29分、アンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)が得点を挙げて勝負を決めた。

 ゴールをお膳立てしたのは、シュールレと同じドイツ代表で、第1戦で2得点を決めていたユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)。ドラクスラーがヘントのDFを華麗なドリブルでかわして中央へ折り返すと、走り込んだシュールレがシュートを流し込んだ。

 シュールレは、1日のハノーバー96(Hannover 96)とのリーグ戦ではブンデスリーガで自身初となるハットトリックを達成しており、好調の1週間をゴールで締めくくった。

 シュールレは、「厳しい試合だった。うまく守って、チャンスを待てればと思っていた。最終的には順当な勝利だった」と話した。

 この日のゴールで、チーム内でのシュールレの株はさらに上がるものとみられる。ボルフスブルクは現在リーグ7位だが、来季のチャンピオンズリーグ出場権が得られる4位とは勝ち点4差と、開きはさほど大きくない。(c)AFP/Ryland JAMES