【3月9日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は8日、決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)が2-0でASローマ(AS Roma)を下し、2戦合計スコア4-0でベスト8進出を決めた。

 多くの決定機を逃したローマに対し、レアルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)が立て続けにゴールを決め、準々決勝へ駒を進めた。

 ローマのエディン・ジェコ(Edin Dzeko)とモハメド・サラー(Mohamed Salah)が決定力のなさを露呈するのを尻目に、レアルは後半19分、ロナウドがルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)のクロスにしっかり合わせて先制すると、その4分後にはロナウドのアシストからロドリゲスが追加点を挙げた。

 レアルでは、ふくらはぎの負傷から復帰したギャレス・ベイル(Gareth Bale)が6週間ぶりに先発入り。けがのカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が不在の関係でロナウドが中央に移動したため、珍しく左サイドのポジションに入って躍動した。

 ホームアンドアウェー方式の欧州カップ戦で、レアルがイタリア勢を退けて勝ち上がるのは、実に29年ぶりのことになった。(c)AFP