【3月7日 AFP】男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ(Davis Cup 2016)は6日、ワールドグループ1回戦が各地で行われ、セルビアはノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)が4時間57分の熱戦を制し、母国の準々決勝進出に貢献した。

 ジョコビッチは6-7、7-6、4-6、6-3、6-2でカザフスタンのミハイル・ククシキン(Mikhail Kukushkin)を下し、両国の通算成績を2勝2敗のタイに戻した。

 すると第5試合でセルビアは、ヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki)が世界ランク200位のアレクサンドル・ネドビエソフ(Aleksandr Nedovyesov)に6-2、6-3、6-4で快勝し、7月15日から17日にかけて行われる英国との準々決勝に駒を進めた。

 ジョコビッチはエース19本、ウイナー37本を決めたが94本のアンフォーストエラーを重ねた。

 再び肩に痛みを感じたジョコビッチは「体力的にも精神的にも、キャリアの中で最も厳しい試合だった」と振り返った。

 一方、豪メルボルン(Melbourne)では、大会最多32回の優勝を誇る米国がオーストラリアを3勝1敗で退けた。米国はジョン・イズナー(John Isner)が6-4、6-4、5-7、7-6でバーナード・トミック(Bernard Tomic)を退け、クロアチアとの準々決勝に進出した。