【3月7日 AFP】15-16スペイン1部リーグは6日、第28節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は4-0でSDエイバル(SD Eibar)を下してリーグ戦11連勝を飾り、公式戦での無敗記録を36試合に伸ばした。

 リーグ首位に立つバルセロナは、前半8分にルイス・スアレス(Luis Suarez)のクロスをムニル・エル・ハダディ(Munir El Haddadi)が押し込んで先制すると、ハーフタイムを前にリオネル・メッシ(Lionel Messi)が追加点を挙げた。さらに後半31分、メッシがPKからこの日自身2点目を挙げると、その8分後にはスアレスがチーム4点目のゴールを決めた。

 一方、2位のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は3-1でバレンシア(Valencia CF)を下し、今季残り10試合でバルセロナとの勝ち点8差を守った。

 前々節のマドリードダービーでレアル・マドリード(Real Madrid)に土をつけたアトレティコで、決勝点を奪ったアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)は、前半24分にこの試合の先制点を挙げた。

 しかし、守備の要のディエゴ・ゴディン(Diego Godin)を負傷で欠いたアトレティコはその4分後、バレンシアのデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)に同点ゴールを許し、公式戦で6試合振りの失点を喫した。

 それでもアトレティコは後半27分、ギャリー・ネビル(Gary Neville)監督就任後に弱点となっているセットプレーでの守備でバレンシアがもろさを露呈すると、途中出場のフェルナンド・トーレス(Fernando Torres)がこぼれ球を押し込んで勝ち越し。

 ホームのバレンシアはその後、トーレスを倒したアデルラン・サントス(Aderlan Santos)がレッドカードを提示され10人での戦いを強いられると、アトレティコはヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)が勝ち点3を確実にする追加点を挙げた。

 3位のレアルは5日の試合でセルタ(Celta de Vigo)に7-1と快勝し、バルセロナとの勝ち点差12を守っている。(c)AFP