【3日4日 AFP】女子テニスで世界ランキング7位のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が3日、以前から続く腕の負傷のため、次週開幕するBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2016)を欠場すると発表した。

 大会主催者が出した声明でシャラポワは、「非常に残念ですが、今年のBNPパリバ・オープンには出場できません」と話し、欠場の理由として状態が戻りきっていないことを挙げた。

「この大会は、ロサンゼルス(Los Angeles)の自宅からも近く、私にとってお気に入りの一つです。それもあって左前腕の治療に努め、100パーセントの状態で出られるよう調整を続けてきたのですが…きっと、大会は今年も大きな成功を収めるでしょう。私も来年は必ず戻ってきて、そしてできれば、その先何年も出続けられればと思っています」

 シャラポワは、1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2016)準々決勝を最後に、公式戦の舞台から遠ざかっている。前腕の負傷が原因で大会を欠場するのは、ブリスベーン国際(Brisbane International 2016)とカタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2016)に続き、今年に入ってこれが3大会目となる。

 シャラポワの欠場を受けて、コロンビアのマリアナ・デュケ・マリーノ(Mariana Duque-Marino)が繰り上がりで本大会出場の切符を手に入れた。今年のBNPパリバ・オープンは、今月7日から20日にかけて開催される。(c)AFP