【3月3日 AFP】(更新)1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)で現役引退を表明していたレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt)が、4日に開幕する国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2016)のワールドグループ1回戦で、早くも復帰することになった。オーストラリアは、地元で米国と対戦することになっている。

 ヒューイットは、体調不良と背部の故障に悩むニック・キリオス(Nick Kyrgios)に代わり、オーストラリア代表メンバーに入った。

 35歳のヒューイットは、全豪オープンのシングルス2回戦でダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)に敗れ、惜しまれながらファンに別れを告げていたものの、デ杯では急きょ、1919年のノーマン・ブルックス(Norman Brookes)以来となる、選手兼任監督になることが決まった。

 デ杯では、オーストラリア代表として、歴代最多となる41戦に出場しているヒューイット。これまで単複合わせて、通算58勝20敗の成績を収めている。

 2001年、史上最年少の20歳8か月で世界ランキング1位になったヒューイットの記録は、いまだ破られていない。(c)AFP