【2月28日 AFP】オランダのウィレム・アレクサンダー(Willem-Alexander)国王の次女、アレクシア(Alexia)王女(10)が27日、一家で訪れているオーストリアでスキー中に足を骨折し、ヘリコプターで病院へ搬送された。

 オランダ王室によると、アレクシア王女は右脚の大腿部を骨折し、手術を受けた。王室一家は1950年代後半以来、毎年冬の休暇をオーストリア西部にあるスキーリゾート、レッヒ(Lech)で過ごすのが慣例。今年もウィレム・アレクサンダー国王、マキシマ(Maxima)王妃夫妻をはじめ一家で訪れていた。

 アレクシア王女は、姉のアマリア(Amalia)王女(12)に次いでオランダ王位継承権第2位。姉妹にはさらに妹のアリアン(Ariane)王女がいる。

 オランダ王室の一員がオーストリアでスキー事故に遭ったのは初めてではない。2012年2月には、国王の弟、ヨハン・フリーゾ(Johan Friso)王子がレッヒ近郊で雪崩に巻き込まれ、約20分にわたって雪に埋もれたため脳を損傷。意識が回復しないまま翌年8月に44歳で死去した。(c)AFP