【2月27日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2016)は26日、第1節の試合が行われ、ジャガーズ(Jaguares、アルゼンチン)が34-33でチーターズ(Central Cheetahs、南アフリカ)を下し、デビュー戦を白星で飾った。

 スーパーラグビー初戦を迎えたジャガーズは、一時は21点差をつけられ、さらに13人での戦いを数分間強いられたものの、逆転勝利を飾った。

 昨年のラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)でアルゼンチン代表の4位入賞に貢献した多くのスター選手が出場したジャガーズは、序盤20分間の悲惨な状況から立ち直りを見せ、ハーフタイムでの17-24という逆境をはねのけた。

 ジャガーズは後半25分、SHマルティン・ランダホ(Martin Landajo)がチーム四つ目となるトライを決めると、W杯で得点王となったSOニコラス・サンチェス(Nicolas Sanchez)のコンバージョンとドロップゴールを決めて34-30と4点を勝ち越した。

 その後チーターズは控えSOニール・マライス(Niel Marais)がペナルティーで3点を返したものの、反撃もそこまでとなった。

 ジャガーズは前半の中盤にサンチェス、そしてランダホがシンビンとなり、数分間を13人で戦ったが、主将のHOアグスティン・クレービ(Agustin Creevy)は、「13人になったとき、懸命にプレーした。チーターズはスクラムのパワーでわれわれを驚かせた。その点については来週のシャークス(Sharks、南アフリカ)戦までに改善しなければならない。スーパーラグビーでのデビューは素晴らしい経験であるとともに、とても楽しいものだった」とコメントしている。

 この日行われた試合では、ブルーズ(Blues、ニュージーランド)が昨季覇者のハイランダーズ(Highlanders、ニュージーランド)を33-31で下し、ブランビーズ(Brumbies、オーストラリア)は52-10でハリケーンズ(Hurricanes、ニュージーランド)を圧倒した。(c)AFP