【2月21日 AFP】フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2016)は20日、台湾の台北(Taipei)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、昨年の世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2015)銀メダリストの宮原知子(Satoko Miyahara)が、合計214.91点で優勝を飾った。

 ショートプログラム(SP)で首位だった17歳の宮原は、FSでもトップの142.43点を獲得し、通訳を介して「やっと四大陸選手権で優勝できて、本当にうれしいです。これが3度目の四大陸でしたから」とコメントしている。

 合計193.86点で2位に入った22歳の長洲未来(Mirai Nagasu、米国)は、3位に入った2011年大会(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2011)以来となる表彰台入りを受け、「表彰台に復帰するまで、長い時間がかかりました。チームと、サポートしてくれた皆さんのおかげで、ここに戻ってくることができました」と感謝の気持ちを述べた。

 3位には、合計181.78点で本郷理華(Rika Hongo)が入賞している。

 ペアでは、中国の隋文静(Wenjing Sui)/韓聰(Cong Han)組が、SPからのトップを守り、合計221.91点で優勝した。

 昨年の世界選手権で銀メダルを獲得している隋/韓組は、3回転ジャンプで隋にミスがあったものの、FSでも首位を守って堂々の金メダルを獲得している。(c)AFP