タイトル奪還を目指すフェラーリ、2016年の新型車「SF16-H」を発表
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【2月20日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリ(Ferrari)は19日、2016年シーズンの新型車「SF16-H」を発表した。
コンストラクターズ選手権の争いでメルセデスAMG(Mercedes AMG)を脅かすことをもくろむ中、イタリアの名門フェラーリは、マウリツィオ・アリバベーネ(Maurizio Arrivabene)代表をはじめセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)とキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)の姿と共に、公式ウェブサイトで新型マシンの動画を配信した。
ここ2シーズンは、ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がドライバーズタイトルを連覇するなどメルセデスの独走態勢が続いているが、フェラーリも昨シーズンはベッテルが3勝を挙げるなど、その差を縮めている。
通算16度のコンストラクターズタイトル獲得を誇るフェラーリは、2014年シーズン同4位の不本意な結果を受けて、当時チーム代表を務めていたステファノ・ドメニカーリ(Stefano Domenicali)氏がアリバベーネ氏と交代することになった。
昨シーズンのフェラーリはメルセデスに275ポイント差をつけられて2位に終わったが、2014年よりは216ポイントを上積みした。
新型車「SF16-H」は、これまでのマシンと比べて車体カラーに白の割合が増えており、フロントノーズもさらに短くなっている。エンジンカバーもスリム化されており、この冬の開発期間にエンジンの冷却システムを改良したことがうかがえる。(c)AFP