【2月16日 AFP】サッカーイタリア代表のMFマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)が、現所属先である仏リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との契約を2020年まで延長し、同選手の獲得を狙っていた欧州のビッグクラブに打撃を与えた。

 23歳のヴェッラッティは、国内と欧州制覇を目指すPSGにとって、今や欠かせない存在となっているが、これまで、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)やレアル・マドリード(Real Madrid)、独ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が、興味を示していると報じられていた。

 2012年にPSGへ加入したヴェッラッティは、「パリ・サンジェルマンとの契約を再び延長できてうれしい。これまでクラブが僕に対して示してくれた信頼に感謝する」と述べた。

「これからも、チームメートと共に全力を尽くし、サポーターに喜びをもたらして、欧州最高のチームをつくりたい」

 PSGのナセル・アル・ケライフィ(Nasser Al-Khelaifi)会長は、ヴェッラッティを「欧州屈指の才能の持ち主」と評しており、同選手が契約延長に合意し、チームでの存在感を増していることを評価した。

「誇りに思うし、彼に対する思い入れを分かってほしい。マルコはパルク・デ・プランス(Parc des Princes)のアイドルなんだ」

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