【1月28日 AFP】中国スーパーリーグ(1部)の上海申花(Shanghai Shenhua)は27日、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)に所属するフレディ・グアリン(Fredy Guarin)の獲得を発表した。

 サッカー界では、欧州でプレーする選手が中国へ向かう流れが加速しているが、そのなかで新たにコロンビア代表のグアリンも東へ向かうことになった。

 上海申花はこれまでも欧州の有力選手を多数獲得してきたクラブで、過去にはディディエ・ドログバ(Didier Drogba)や二コラ・アネルカ(Nicolas Anelka)が所属。現在もティム・ケーヒル(Tim Cahill)らが所属しているが、このところは成績が振るわず、昨シーズンはリーグ6位にとどまった。

 クラブはこの日、中国のマイクロブログ「新浪微博(Sina Weibo)」の公式アカウントに声明を発表し、「グアリンの加入で、来シーズンは中盤の守備が大きく強化されると確信しています」と述べた。移籍金についてクラブは明らかにしていない。

 この冬の移籍市場で、中国スーパーリーグは資金力の増強を見せつけるかのように、次々と欧州の有力選手を獲得しているが、グアリンもその流れに乗る形となった。

 スーパーリーグでは同日、イングランド、プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属したラミレス(Ramires Santos do Nascimento)が江蘇蘇寧(Jiangsu Suning)に加入している。(c)AFP]