【1月21日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)は21日、女子シングルス2回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-4、6-4で大会第18シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)を破り、3回戦に駒を進めた。

 大坂は、3回戦で第14シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と対戦することになる。

 2度の全豪オープン制覇を経験しているアザレンカは、1回戦を6-0、6-0の「ダブルベーグル」で突破すると、2回戦でも、6-1、6-2でモンテネグロのダンカ・コビニッチ(Danka Kovinic)に快勝し、大坂にとっては強敵となる。

 ここまでの圧倒的な勝ち方について、アザレンカは「ゲーム数は数えていないけど。その瞬間を大事に、集中することでプレーが良くなっていると思う」とコメントした。

「コート上の自分に集中して、すべてのポイントを最後のポイントと思って戦っている」

「道のりは長いので、そのときを大事にしながら、一日一日、旅路を楽しみたいの」

 過去2年にわたり苦しめられていた故障から復帰したアザレンカは、前哨戦のブリスベーン国際(Brisbane International 2016)で優勝を飾るなど、絶頂期の輝きを取り戻しつつある。(c)AFP