【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)は19日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-1、6-2、6-3でドイツのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)にストレート勝ちを収めた。

 昨年大会(Australian Open Tennis Tournament 2015)を含めて全豪では4度決勝進出を果たしているマレーは、2時間7分で試合を制し、2回戦ではオーストラリアのサム・グロス(Sam Groth)と対戦することが決まった。

 マレーは「アレックスは、ポイントの最後まで食い下がるプレーをみせていて、今日の厳しいコンディションの中で、本当に最後まで健闘していた」と語った。

「今日は暑かったから、ストレートで勝ててとてもうれしい」

 4度準優勝に終わっている四大大会(グランドスラム)でタイトルを獲得すれば、オープン化以降では史上初の選手となるマレーは、この試合で常に主導権を握り、ズベレフのサービスゲームを6度ブレークすると、6度迎えたブレークのピンチもすべてしのぎ、ネット際でも12ポイントを奪って圧倒した。

 マレーの元トレーナーであるジェズ・グリーン(Jez Green)氏をチームに迎えている18歳のズベレフは、スピードと強烈なフォアハンドを生かしてコートをカバー。しかし、良い位置に入ってもボレーを大きくオーバーさせるなど、安定感にかけるプレーで痛恨のミスを犯す場面がみられた。(c)AFP