【1月7日 AFP】11月に予定されている男子ゴルフの第58回ISPSハンダ・ワールドカップ(ISPS HANDA World Cup 2016)は、2大会連続となる豪メルボルン(Melbourne)での開催が決まり、2人1組の国別対抗戦フォーマットに立ち返るという。6日、大会主催者が発表した。

 米プロゴルフ協会(PGA)は声明を出し、11月21日から27日までメルボルンのキングストン・ヒース・ゴルフクラブ(Kingston Heath Golf Club)で行われる大会には、28の国と地域が出場することを発表した。

 今大会では、優勝ペアへの賞金256万ドル(約3億円)など、総額800万ドル(約9億4000万円)が用意されているという。

 PGAのティム・フィンチェム(Tim Finchem)コミッショナーは、「ゴルフW杯は悠久の歴史を持ち、ゴルフ界における本物の国際大会の一つです」と述べている。

「インターナショナル・フェデレーション・オブ・PGAツアーズ(International Federation of PGA Tours、世界の6大ツアー)を代表し、われわれはキングストン・ヒースの名高いコースで2016年大会が開催されることを非常に楽しみにしています」

 2013年に行われた前回大会(ISPS HANDA World Cup 2013)には、各国・地域の代表(2人ずつ)として計60選手が出場し、勝敗は72ホールストロークプレーの個人戦と団体戦で争われた。

 個人戦ではオーストラリアのジェイソン・デイ(Jason Day)が優勝し、団体戦でも、デイとアダム・スコット(Adam Scott)によるオーストラリア代表が戴冠を果たした。(c)AFP