【12月26日 AFP】米アーカンソー(Arkansas)州ホープ(Hope)にあるビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領の生家で25日未明、放火とみられる火事が起きた。

 地元警察によれば、白い木造家屋の裏手の外壁が燃えていたものの、大きな被害はなかったという。この家はクリントン元大統領が生後5年間を過ごし、現在は史跡に指定されている。

 クリスマスに当たる25日未明に現場を通りかかったドライバーが火災を発見して通報。すぐに警察と消防隊が駆けつけた。

 当局によれば、火元とみられる場所付近では燃焼促進剤のにおいがしていたという。

 警察はさらに、現場に残されていた黒い落書きに何らかの手掛かりがあるのではないかとみて捜査を進めている。(c)AFP