【12月26日 AFP】15-16NBAは25日、各地で試合が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は89-83でクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)を下し、昨季ファイナルの再戦で白星を飾った。

 王者ウォリアーズは終盤、昨季最優秀選手(MVP)のステフェン・カリー(Stephen Curry)が2連続でレイアップシュートを決め、レブロン・ジェームズ(LeBron James)の連続スラムダンクで追い上げたキャバリアーズを抑え込み、今季の成績をNBA開幕史上最高となる28勝1敗とした。

 カリーが19得点7リバウンド、7アシストを記録した一方、ウォリアーズではドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が22得点、15リバウンド、7アシスト、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)が18得点、さらにベンチスタートのショーン・リビングストン(Shaun Livingston)が16得点を挙げた。

 カリーは「もっと欲しい。ファイナルを制して多少は成功を味わったけれど、このチームにはもっと何かを勝ち取ることができる可能性がある。(開幕からの勝利数)記録は素晴らしいことだけれど、もっともっと勝ちたい」と語った。

 ウォリアーズはNBA史上最高勝率に向けて順調に歩みを進めており、カリーは自身の持つシーズン最多3ポイントシュート数を更新するペースとなっている。

 接戦の中でウォリアーズは今季最低得点に終わったが、ホームでの連勝数を今季は14に伸ばすと、昨季からの通算連勝数を32とした。フィールドゴールの成功率ではウォリアーズは41パーセント、キャバリアーズは31.6パーセントとなっている。

 カリーは、23日に負傷した右ふくらはぎの状態を悪化させて第2クオーター途中にいったんベンチに下がったが、「深刻なことはない。29日には治して戻ってくる」と語り、軽傷をアピールしている。

 キャバリアーズはこの敗戦で連勝が6で止まり、ロードでは今季6勝7敗、通算では19勝8敗となった。

 ジェームズは25得点9リバウンド、J・R・スミス(J.R. Smith)が14得点、カイリー・アービング(Kyrie Irving)が13得点、ケビン・ラブ(Kevin Love)が10得点18リバウンドを記録した。(c)AFP