【12月13日 AFP】ボクシング、クルーザー級10回戦が12日、ロシア・モスクワ(Moscow)で行われ、ロイ・ジョーンズJr(Roy Jones Jr、米国)はエンゾ・マカリネリ(Enzo Maccarinelli、英国)に4回KO負けを喫した。

 9月にロシアの市民権を授与されてから初めての試合に臨んだジョーンズだったが、9度目の敗戦は通算5回目のKO負けに終わった。

 46歳のジョーンズは、1990年代中盤からの約10年間は世界最高のパウンド・フォー・パウンドとうたわれていた。

 しかし、2004年に行われたライトヘビー級タイトルマッチででアントニオ・ターバー(Antonio Tarver、米国)に2回KO負けを喫してから、ジョーンズは昔の面影を取り戻すことができなくなった。

 ジョーンズは、2011年にデニス・レベデフ(Denis Lebedev、ロシア)に10回KO負けを喫して以降は、格下を相手に8連勝を飾っていた。

 一方、35歳のマカリネリは2008年にデビッド・ヘイ(David Haye、英国)に敗れ、WBO世界クルーザー級王座を失って以降は世界タイトルから遠ざかっている。(c)AFP