■村上は最下位

 欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships)で3連覇を果たしているフェルナンデスは、同門の羽生と同じくらい難易度の高いプログラムを用意したが、異次元の演技を見せる羽生のスコアを上回ることはできなかった。

 それでもフェルナンデスは、映画『野郎どもと女たち(Guys and Dolls)』の音楽に合わせたFSで、羽生に続く200点超えを達成した。

「SPの時点でユヅルには大差をつけられていた」としたフェルナンデスは、「今大会で最高のFSを披露し、どれだけクリーンな演技ができるか皆さんに見せられたことがうれしい」と述べた。

 世界選手権(ISU World Figure Skating Championships)3連覇を誇るパトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ)と、金博洋(Boyang Jin、ジン・ボーヤン、中国)が合計263.45点で4位と5位に続いた。

 村上大介(Daisuke Murakami)は、合計235.49点で最下位だった。(c)AFP/Emmeline MOORE