【12月2日 AFP】ドイツの裁判所は1日、婚姻前に性交渉を持った19歳の娘を殺害したとして起訴されたパキスタン出身の夫婦に、終身刑を言い渡した。

「名誉殺人」とされるこの事件の裁判で、ドイツ西部ダルムシュタット(Darmstadt)の裁判所は、娘の首を絞めて殺したとされる父親(52)と、共犯とされる母親(41)の両者に有罪判決を言い渡した。

 非常に保守的なイスラム教徒である夫婦は1月、婚前に性関係を持ったことを理由に娘を殺害したとされる。(c)AFP