【11月30日 AFP】日本のラグビーブームは勢いを増すばかりだ。ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で日本代表の人気者になった五郎丸歩(Ayumu Goromaru)が、等身大のブロンズ像になってお披露目された。

「五郎丸ポーズ」として、すっかりおなじみとなったキック前のルーティンを再現した黄金の像は、30日、五郎丸本人の手によって除幕され、都内で年末までの約1か月間展示されることになるという。

 等身大の像を前にした五郎丸は、「指のあたりが細かく再現されている」と驚きを見せた一方で、「日本代表全員の銅像を作ってほしいと思った」と仲間思いのコメントも残している。

 エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)前ヘッドコーチ(HC)が率いた日本代表は、今年のW杯で強豪の南アフリカを破るなど、大会の歴史に名を残した。

 五郎丸は、来季から世界最高峰リーグのスーパーラグビー(Super Rugby)で、レッズ(Queensland Reds)の一員としてプレーすることが決まっているが、「ゼロからのスタート」と気を引き締め、日本人選手が海外でも通用することを示したいと話している。(c)AFP