【11月28日 AFP】インド・ムンバイ(Mumbai)で今月初め、15歳の女子生徒1人に集団暴行を加えた高校生4人が、チャットアプリにアップロードされた犯行の様子を捉えた動画を、被害者のおばが目にしたことで事件が発覚し、拘束された。警察が27日、発表した。

 容疑者たちに(通報などすれば)報復すると脅され、動画がチャットアプリ「WhatsApp(ワッツアップ)」にアップロードされたため、心的外傷を負った女子生徒は、暴行について当初は口を閉ざしていたという。

 だが今週初め、女子生徒のおばがこの動画を目にし、めいの元を訪れたところ、女子生徒が事件の全容について明らかにしたという。

 ムンバイ警察のダナンジャイ・クルカルニ(Dhananjay Kulkarni)氏はAFPの取材に対し、「(女子生徒の)おばが動画を目にし、めいの自宅に駆けつけたところ、生徒は暴行について打ち明けた。その後、警察に届け出たため、われわれは行動した」と話した。拘束された少年たちは全員、16歳~17歳だという。

 またクルカルニ氏は、少年たちが自供し、少年拘置施設に収容されていると付け加えた。(c)AFP