【11月22日 AFP】15-16フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯(Rostelecom Cup 2015)は21日、モスクワ(Moscow)のルジニキ・オリンピック・コンプレックス(Luzhniki Olympic Complex)にあるスモール・スポーツ・アリーナ(Small Sports Arena)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)が合計271.43点で優勝を飾った。

 昨季の欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2015)と世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2015)を制している24歳のフェルナンデスは、FSで184.44点を記録してトップに立った。

 中国杯(Audi Cup of China 2015)でも優勝しているフェルナンデスは、「ベストのスケーティングではなかった」としたものの、「GPシリーズ2勝を挙げたことで、バルセロナ(Barcelona)で行われるGPファイナルで、良い演技をする自信になった」と抱負を語った。

 ロシアの17歳アディアン・ピトキーエフ(Adian Pitkeev)は、ショートプログラム(SP)で首位発進していたものの、合計得点ではフェルナンデスに20点以上離されて2位に終わった。

 日本の小塚崇彦(Takahiko Kozuka)は、合計195.48点で9位だった。(c)AFP/Alexandre FEDORETS