【11月5日 AFP】パキスタン東部パンジャブ(Punjab)州の州都ラホール(Lahore)郊外で4日、4階建てのポリ袋製造工場の屋根が崩落し、当局によると少なくとも18人が死亡した。現在も約100人ががれきの下敷きになっているとみられる。

 ラホール市の当局者によると、これまでに70人以上が救助され、うち負傷した51人が病院に搬送された。現場では、夜間も救援隊、警察、兵士らが照明のもとでがれきに埋もれた生存者の捜索を続けている。

 事故の2週間ほど前の10月26日には隣国アフガニスタンで起きたマグニチュード(M)7.5の強い地震がパキスタンを襲い、両国合わせて390人近くが死亡、数千棟の家屋が倒壊したほか、大きなビルでも建築構造に損傷を与えていた。パンジャブ州のシャバズ・シャリフ(Shahbaz Sharif)州首相は、工場の構造がこの地震で損傷していた可能性もあるとしている。(c)AFP/Waqar GILLANI