【11月5日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は4日、各地でグループリーグ第4節が行われ、グループEのFCバルセロナ(FC Barcelona)は3-0でBATEボリソフ(BATE Borisov)に勝利した。

 前回王者のバルセロナが、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の2得点1アシストの活躍で決勝トーナメントをほぼ手中に収めた。

 バルセロナはネイマールのPKで先制すると、ネイマールのアシストからルイス・スアレス(Luis Suarez)が追加点。最後はお返しに、スアレスがネイマールの得点をお膳立てした。

 エースのリオネル・メッシ(Lionel Messi)が負傷離脱するなか、バルセロナは、このところの公式戦21得点のうち18得点をスアレスとネイマールのコンビで稼いでいる。

 ネイマールはbeINスポーツ(beIN Sports)に対し、「試合内容にすごく満足している。するべきプレーをして、必要だったゴールを決めることができた」と話した。

「もちろん、メッシがいないのはつらいけれど、今は僕も人生最高というくらいに調子がいいし、この感じが続いてくれたらいいね」

 この勝利でバルセロナは、グループE首位の座をさらに確実なものとした。同日に行われたもう1試合で、ASローマ(AS Roma)が3-2でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に勝利し、バルセロナと勝ち点5差の2位に浮上している。

 その一方でバルセロナは、またしても負傷者を出してしまい、イヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)がふくらはぎを痛めて途中交代した。ラキティッチは、今月下旬に行われるレアル・マドリード(Real Madrid)との試合に間に合わない可能性がある。

 バルセロナのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、「選手がけがをするのは、いつだって良いことではない。医師の確認を待たなくてはならないが、次の試合は確実に無理だろう」と話している。(c)AFP