【11月3日 AFP】米大リーグ(MLB)、マイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)は2日、新監督にドン・マッティングリー(Don Mattingly)氏が就任すると発表した。マッティングリー氏は、2010年以降のマーリンズでは8人目の指揮官になる。

 マーリンズのオーナーを務めるジェフリー・ローリア(Jeffrey Loria)は、入れ替わりの激しい監督の座が固定されることを臨んでおり、マッティングリー氏の就任は「長期的な解決策」だとしている。

 54歳のマッティングリー氏は今季、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)で指揮を執っていたが、プレーオフでニューヨーク・メッツ(New York Mets)に敗れたあと、チームを退団していた。

 マッティングリー氏がチームを率いた5年間で、ドジャースはナ・リーグ西地区優勝3回を果たしている。

 ローリア氏は、「指揮官の決定は、チームにとって最重要事項の一つだ。われわれにとって長期的で正しい解決策を見つけるために、それはとても重要だからだ」と述べている。

 マッティングリー氏は、ローリア氏がマーリンズのオーナーに就任してから10人目の監督になる。マッティングリー氏は先日、監督就任で合意に達し、チームと4年契約を結んだ。

 マーリンズは先月29日、前任のマイク・レドモンド(Mike Redmond)元監督の退団により、ゼネラルマネジャーから指揮官に就任したダン・ジェニングス(Dan Jennings)監督の解任を発表していた。(c)AFP