【10月18日 AFP】15-16フランス・リーグ1は17日、第10節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は2-0でSCバスティア(SC Bastia)を破り、開幕からの無敗を継続した。

 敵地スタッド・アルマン・チェザーリ(Stade Armand Cesari)に乗り込んだPSGは、後半27分にズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)の得点で均衡を破った。

 得点に至る過程で、アシストしたエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がオフサイドの位置でボールを受けていたが、笛は鳴らなかった。

 イブラヒモビッチは後半38分にもこの日2得点目を記録しており、PSGは昨季2-4というショッキングな敗戦を喫した相手への雪辱を果たすとともに、リーグ戦の連勝を4に伸ばした。

 物足りない内容ではあったものの、ローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督率いるPSGは、これでアンジェSCO(Angers SCO)とカーン(SM Caen)との勝ち点5差を維持している。

 ブラン監督は試合後、「勝ち点3を取れたことにとても満足している。これで、(チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)の)レアル・マドリード(Real Madrid)戦の準備に気持ちよく取りかかれる」とコメントした。

「この試合に向けた準備は理想的ではなく、直前になって(代表から)戻って来た選手もいたし、移動距離も長かった。しかし、それはビッグクラブの宿命であり、南米の選手を多く抱えるチームならなおさらだ」

 PSGは、GKサルバトーレ・シリグ(Salvatore Sirigu)が今季初めて先発起用され、負傷のケヴィン・トラップ(Kevin Trapp)の代役を務めた。

 また、出場停止のブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)、けがのマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)とダビド・ルイス(David Luiz)はメンバーから外れた。

 さらにアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)は、古巣レアルとのホームゲームが21日に控えているということで休養を与えられ、中盤ではベンジャミン・スタンブリ (Benjamin Stambouli)とアドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)が先発で起用された。(c)AFP/Martyn WOOD