【10月15日 AFP】ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で優勝2回の実績を持つ女子テニスのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が14日、WTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Finals Singapore 2015)の切符を確保した。

 今季最終戦の出場権を獲得したのはクビトバで4人目となり、これまでにシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)、マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)、そしてガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が権利を手にしている。

 初出場を果たした2011年大会で優勝しているクビトバは、「5年連続でWTAツアー選手権に出場することになり、とても興奮しています」とコメントした。

「今季はつらい時期を乗り越えてきました。だから、再び出場権を獲得してシンガポール(Singapore)に戻れることになり、自分自身を誇りに思っています」

 クビトバは今季、決勝の試合は3戦無敗を誇っており、アピア国際(2015 Apia International Sydney Tennis Tournament)、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2015)、コネティカット・オープン(Connecticut Open 2015)で優勝を果たしている。

 今月23日から11月1日までシンガポールで開催されるWTAツアー選手権では、世界ランク1位のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が先日、残りのシーズンを全休を表明し、出場を見送っている。(c)AFP