【10月12日 AFP】トルコの首都アンカラ(Ankara)で10日に起きた、反政権のクルド系左派グループの平和集会を狙ったとみられる2度の爆発について、同国首相府は11日、男2人による自爆だったと発表した。犯人とみられる2人の遺体を確認し現在、身元特定を進めているという。

 首相府の声明によれば、今回の自爆攻撃による犠牲者数は、現代トルコ史上最悪規模となった。また前日に95人と発表していた死者数は97人に引き上げられた。このうち5人が身元不明だという。

 一方、クルド系政党の国民民主主義党(HDP)は死者数について(政府発表より)はるかに多い128人だと主張しているが、当局側はこの数字を確認していない。(c)AFP