【9月27日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2015)プレーオフ最終戦、ザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2015)は26日、米ジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)のイーストレークGC(East Lake Golf Club)で3日目が行われ、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)が通算8アンダーで単独首位に浮上した。

 前日に続き降雨の影響を受けたラウンドで、スピースはコースを攻略し、最終18番で6メートル超えのバーディーパットを沈めると、スコアを2つ伸ばして、2位に後退したヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)に1打差をつけた。

 スピースがこの大会で優勝すれば、148万5000ドル(約1億8000万円)の優勝賞金の他に、ボーナスの1000万ドル(約12億円)を手にすることができる。

 前半戦を首位で折り返したステンソンにとって、3日目は厳しいラウンドとなり、2バーディー4ボギーで、2日目までのリードを守り切ることができなかった。

 ステンソンは、10番から2連続ボギーでスコアを落とすと、14番でバーディーを決めたものの、17番で再びボギーをたたいた。最終18番では、スピースがバーディーを奪ったのに対し、ステンソンはパーセーブにとどまり、ここで順位が入れ替わった。

 通算4アンダーの3位タイには、ポール・ケーシー(Paul Casey、イングランド)とリッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)がつけており、さらに1打差でロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)とザック・ジョンソン(Zach Johnson、米国)が続く。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は、スコアを1つ伸ばして通算イーブンパーの10位タイに浮上した。(c)AFP