【9月26日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は25日、プールCの試合が行われ、アルゼンチン代表が54-9でジョージア代表を下した。

 初戦でニュージーランド代表に16-26で敗れていたアルゼンチンは、準々決勝進出に向けて軌道修正した。この勝利でプール2番手に浮上して8強入りに前進したアルゼンチンは、トンガ、そして格下のナミビアとの2試合を控えている。

 グロスター(Gloucester)のキングスホルム・スタジアム(Kingsholm Stadium)で行われた試合の序盤は接戦だったものの、アルゼンチンはトマス・ラバニーニ(Tomas Lavanini)、トマス・クベッリ(Tomas Cubelli)、マルティン・ランダホ(Martin Landajo)がそれぞれ1トライずつ、フアン・イモフ(Juan Imhoff)とサンチャゴ・コルデロ(Santiago Cordero)がともに2トライずつを挙げ、計7個のトライを奪うなどし、後半には失点を0に抑える中40点を記録した。

 またアルゼンチンでは、FHニコラス・サンチェス(Nicolas Sanchez)が先制のドロップゴールを決めると、さらに2本のペナルティーキックと3本のコンバージョンを決め15得点を挙げた。マルセロ・ボッシュ(Marcelo Bosch)も2本のコンバージョンを決めている。

 試合の転換点は後半5分、ジョージアの主将マムカ・ゴルゴゼ(Mamuka Gorgodze)がシンビン(一時的退出)となった場面だった。ロス・プーマス(Los Pumas、アルゼンチン代表の愛称)はゴルゴゼがいない間に3度トライを決め、ボーナスポイントを獲得した上での勝利に突き進んだ。(c)AFP