【9月22日 AFP】フランステニス連盟(French Tennis Federation)は21日、男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup)で同国を率いる指揮官として、ヤニック・ノア(Yannick Noah)氏が3度目の就任を果たしたと発表した。

 1983年、フランス人男子として最後となる全仏オープンテニス(French Open)制覇を果たしたノア氏は、現役を引退した1991年にデビスカップで初采配を振るうと、就任早々チームを優勝へ導いた。1997年には、女子の国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup)でも、フランスを優勝に導いている。

 2013年からアルノー・クレマン(Arnaud Clement)氏が率いていたフランス代表は、前回大会の決勝でスイスの前に屈し、2001年以来の戴冠を逃すと、今年は準々決勝で英国に敗れていた。

 ノア氏の息子ヨアキム(Joakim Noah)は、米プロバスケットボール協会(NBA)のシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)で活躍している。(c)AFP