【9月21日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は20日、プールAの試合が行われ、ウェールズ代表は54-9でウルグアイ代表に勝利したものの、多数の負傷者を出す対価を支払った。

 ウェールズは、前半にコリー・アレン(Cory Allen)のハットトリックに加え、サムソン・リー(Samson Lee)が1トライを記録。後半にもギャレス・デービス(Gareth Davies)が2つ、ハラム・アモス(Hallam Amos)とジャスティン・ティプリック(Justin Tipuric)がそれぞれ1つずつトライを決めると、リース・プリーストランド(Rhys Priestland)がコンバージョンを7本決めた。

 同組は地元イングランド代表とオーストラリア代表がいる厳しいグループだが、ウェールズは貴重なボーナスポイントを手にしている。

 しかしながら、すでにスター選手のリー・ハーフペニー(Leigh Halfpenny)やバックスの主力であるリース・ウェブ(Rhys Webb)、ジョナサン・デイビス(Jonathan Davies)を欠いているウェールズは、アレンが後半途中に負傷退場、さらに数選手がけがでピッチを後にしており、ウォーレン・ガトランド(Warren Gatland)ヘッドコーチ(HC)にとっては大打撃となった。

 アレンは今大会中の復帰が絶望視されており、ハーフペニーの代役を務めたリアム・ウィリアムズ(Liam Williams)も負傷退場となった。

 さらにガトランドHCの頭を悩ませるかのように、フォワード陣でも負傷者が相次ぎ、リーやポール・ジェームズ(Paul James)が途中交代し、そのジェームズに代わって途中出場したアーロン・ジャーヴィス(Aaron Jarvis)も負傷した。

 ウェールズは次戦、26日に行われるイングランド戦に臨む。(c)AFP